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他人
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18-01
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1、異物。
私たちは、自分とは別の、
だれか他人の意志によって生きている。
もちろんそうしたことは、通常、
だれにも意識されない。
それが意識されるということは、
自分を他人のように見ているのである。
このような人間は、
社会にとっての異物であり、
よそ者である。このような人間は、
社会の中で生きているにもかかわらず、
心は、社会の外で生きている。
自立し、自閉し、独立し、孤立した、
自己の精神の世界を所有し、
そして、それを生きているのである。
続く。
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