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2、差別。


だからそれは、社会にとっての異物なのである。
敵なのである。社会を破壊する恐れがあるのである。

現在の日本社会を支配しているのは、
個人の未熟、むしろ、個人の自立を制約し、
圧迫するものとして成り立っている。
だから、差別の意識はなくてはならない、
必須のものとなっている。

法律、しきたり、信仰などは、
自分とは別のだれかの意志によって定められ、
それが固定化したものである。
だから、社会における自分とは、
誰か別の者の意志によって考え出され、
動かされているのである。

戻る。             続く。



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