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僕の感覚も、生き方も、考え方もそうである。すべてが、なにもかもが変わってしまった。僕は、この新たな現実という別の世界を生きている。それは、新たな地平線上であり、未知の世界であり、自由とリスクがセットになった、新しい「道」なのである。 とは言っても、要するに、くたびれて疲れるだけの一円のカネにもならないタダ働きではないか。そうだ、人生とはそういうものだ。まことにアホらしくてやってられない。いままでもそうだし、これからもそうだし、しかしまた、だからこそそれが「値打ち」なのである。 自分にしかない、自分が生きているという実感と証明になっているのである。晴れやかで、わくわくウキウキするような実感とは、かなり離れてはいるが、しかしやはり、それが生きているという実感なのである。 |
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