index< 日誌 < v夢の中 < 18-391「続、暗示」 |
無意識の夢の中で何かが現れ、それがどのように変化しようとも、それは結局のところ自分だけの世界、自分しか居ない世界なのである。主観と思い込みだけの、閉じた自分だけの世界という意味でそうなのである。そうした異文化・異文明との接触のない世界、そうした閉じた世界という意味でそうなのである。 自分を外から見ることも、また、外の世界と比較して自分を認識したり意識することもない、そうした世界である。そうである以上、それは自分だけの閉じた主観と思い込みだけの世界なのである。 自分を外から見ることが出来ないのである。だからまた、自分というのが自分の中で分裂して、自分で自分を意識するといったことも起こらないのである。自意識というのが自己意識として自覚されることがないのである。 |