index< 日誌 < z自意識 < 19-021「続、相性」p6- |
それは自分自身で、自分のなかで、自分が自分自身に問いかけ、自分が自分で学んで行くしかないものなのである。それは底なしの孤独でもあり、個人の自意識の世界なのである。そうやって自分の中で見つけるしかないものなのである。 だから、他人から教わることが出来ないのである。そしてまたそれは、本人が置かれている状況にもよるし、遺伝的素質の傾向といったものも大きく作用している。それは、本人の意志とか「やる気」とはほとんど関係のないことである。 そしてまた、それ以上に逆説なのである。逆説とは「逆境」のことなのである。逆境が嫌でも自分自身に目を向けさせるのである。自分自身というのを思い知らされるのである。自分の立場や身分というのを思い知らせてくれるのである。自分の無力を教えてくれるのである。 |