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僕は、情報革命は「意識革命」だ、と思ってます。
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経営計画、事業計画あるいは戦略・戦術、目標・当面の課題等など…。
それらは、すべて「事業」の形式的・技術的側面だけを明らかにする。
それらの、存在意義と在り方については、何一つ明らかにしていない。
計画なり、戦術なり、営業なり・・・それらの「前提」となるべき「もの」が、
何一つ明らかされていない。
経営活動の「前提」たるべき、・・・社会的要請。
時代が要求する信念・信条・希望・願いなどについては、何一つ明らかにしていない。
…だがしかし、そのことこそが、今の僕達の最も大きな「欠陥」だとおもうのです。
すこし大げさですが・・・、今日の業界の絶望的状況、そして絶望的な日々・・・。
時代の転換期、情報技術革命などというものが、僕達に問いかけているのは、
ただたんに「技術的」問題ではない、とおもうのです。
経営活動の根底にまで迫る、大きな時代の転換期にあるとおもうのです。
何か、人間のより根源的なところが、問われているような気がするのです。
それ以上のことは・・・うまく言えません。僕自身、ハッキリと、つかみきれてないのです。
「起業家」っていうのは、既にあるものを上手に利用するだけでなくて、
それとは全く別の、何か、新しいものを創り出す。
単に「新商品」を出すだけでなく、
誰も気付かなかった新らしいニーズを創り出し、
そして、新たな生活のスタイルと価値観みたいなものまで創ってしまう。