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9、障害と錯覚。


呼吸の急激な増加とその息苦しさが鼻穴の拡大として、そしてまた、それのノドの声帯への圧迫と刺激が悲鳴や叫びとして発せられる。また、そのような呼吸の瞬間的で爆発的な増加をもたらしたのは、不意の激しく緊急な身体の動きが求められたからである。

急な事情から逃げるとか、反撃するとか、避けるといった場合である。これらは無意識の反射的行動であって、意識していては手遅れなのである。また、こうしたことは、自分自身の身体内部からの冷汗や震え、しびれ、めまい、幻覚などといった、顔の表面以外の身体表面や、感覚の感じ方の障害にも現れている。


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