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4、確率。


このような同一性は、自分たちの現在と未来に対する予測や、その判断をも決定している。そうならざるを得ないのである。なぜなら、その判断の主体がまさしく自分自身なのであり、そしてまた、この自分だけがそれを知り得る立場にあるからである。

しかしまた、それは、自分や自分たちがそれを決めているのでもない。自分の肉体の中で生きている、自分たちの祖先のタマシイがそれを決定しているのである。そうした意味で、それは、自分自身の中の意識や思考以前の、「直感的予測能力」なのである。

それは非常に高い確率の「蓋然性」であって、理由のハッキリしない予測なのである。しかしまた、それが科学を無視してそうしたことが起こるという、非常に高い確率で認められていることなのである。


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