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3、パニック。


「驚(おどろ)き」は感情の手前・直前であって、従ってその後、様々な感情に変化した後に受け入れられる。危険に結びつく驚きは恐ろしさであり、またこのような危険や怒りに結びつかない「驚き」は、好奇心や興味をひき起こすこともある。たとえば、差し迫った未知との遭遇がそうである。

恐怖や好奇心以前の、まだそのどちらとも判断しかねていて、かつ、その即断を求められている状態なのである。ためらったり、戸惑う余裕のない状態なのである。

パニックを起こしていて、意識が飛んで、自分をコントロールできずに、肉体の感覚だけで行ったり来たり、止まったり動いたり、といったことをくり返して肉体自身が震えている状態なのである。


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