――イメージをカタチに(・Image)――
index(索引)concept(概念)業務日誌2008年1月21日  市


春の記憶。

春の到来と共に世界は一変する。
冬には、つかの間の「陽だまり」にしかなかった、
仰ぎ見る陽光。
包み込み優しくそっと撫でられるような感じ。
うららかな陽気とはなやいだ気分。
室内に居るのがもどかしく、
外へ、どこかへ行ってみようなんて、
気持ちまでウキウキしてくる。
これには冬のきびしさからの開放感もある。
だがそれだけではない。
「眠りの森の美女」が、
誰か得体の知れない「王子」の接吻で目覚める。
ちょうどそんな感じだ。
この場合、自称「王子」は誰でもよい。
大事なのは「王子」という名称だ。
必要なのは夢であって現実でないものだ。


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