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index(索引)<concept(概念)<業務日誌<2008-0622 市
鐘の音。
見渡す限り田んぼ。
のどかな、緑しかない田舎に、
朝、昼、夕に「ゴ〜ン」と寺の鐘が。
なんと、のどかな澄んだ音色だろう。
気持ちが安らぐ。
同じ時刻に同じ音色を、
いろんな人が聞いている。
僕もその中の一人だ。
だれもが、その日を働き生き暮らしている。
鐘の音を聞くだけで、
それが伝わってくるようだ。
目の前に誰もいなくても、
心のどこかで、何かがつながっている。
その時、心の中では、
見えないものを見ているし、
聞こえないものを聞いている。
僕は一人ではないし、
みんなといっしょに生きている。
寺の鐘はそれを伝えている。
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市 ・Image。
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