――イメージをカタチに(・Image)――
index(索引)concept(概念)業務日誌<2009-0125


冬の陽だまり。


まるで、幻だ。
消えては現れ、現れては消える。
忘れた頃にまたやって来る。
なんとも忌々しい、何かの暗示なのだろうか。
とらえどころのない、漠然とした実体のないもの。
実体がない。
それは自分の空想が生んだ産物だからだ。

現実に見えるもの。
そこから見えない何かを感じ取り、
理解することができる。
それが、「自分の感覚」というものだ。
こうした、オリジナルな独自感覚が、
生きる糧としての、業務の源泉となる。
だから、ずっと探し続けなければならない。
現実にないものを求めて。

しかし、
この「感覚」も既に支配されている。
それは、日本列島の気候・風土、
そして歴史が生み出したものだ。
私たちはその中で生き暮らし、
そして、連綿と引継がれて来たのである。
そこから、もう一度、
現実を見つめ直すという事だ。





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