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index(索引)concept(概念)日誌2010-0210-b  市


個性。


仮に、何かを「知った」つもりでいても、
たいていは誰かの受け売りであったり、
どこかの偉い学者の又聞きであったり、
要するに、自分の考えではないのである。
何か勘違いしていて、錯覚している。
そして結局、自分の根源に行き着く。
自分は誰なのか?
「個性」とは、このことだ。

自分は他人とは違う。
他人にはない、何かを持っている。
自分にしかない、何かを持っている。
たとえ、どんなにつまらなく、
ちっぽけでくだらないものであったとしても、
自分にしかない、何かを。
自分が、自分であることの証明みたいなもの。
それが、個性ではないだろうか?
それなくして、なにを聞いても見ても、
結局、みな同じになってしまう。
世界中が、人型ロボットの世界になってしまう。


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