――イメージをカタチに(・Image)――
index(索引)<concept(概念)<日誌<2011-0622-1 市
反転する「メッセージ」。
この現実の、どこかにメッセージが残されている。
かつて、ここで人が生きたという、魂の痕跡が。
それが、意図した意思とは無関係に埋もれている。
残された、魂のメッセージ。
反転する「メッセージ」とは、
この順序が逆転した状態を意味している。
見ているつもりが、見つめられているのである。
見つけたつもりが、
自分の魂を覗(のぞ)かれてしまったのである。
メッセージを発掘している本人が、
いったい何を知ろうとしているのか、
自分でもわからない。。
にもかかわらず、知らずにいられない、
どうにもならないのである。
知る以外にないのである。
それが、自分の正体なのだから。
あるいは、
少なくとも自分自身の源泉の一部なのである。
そうした自分自身に対する問いかけ。
そうした、自己の精神の未知の領域を、
「反転するメッセージ」が映し出す。
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