――イメージをカタチに(・Image)――
index(索引)<concept(概念)<日誌<2011-0829-1 市
<暖色>
* 暖色とは、暖かい印象を与える色。赤、黄色、オレンジ色など。
明るい、外へ向かう色。 すでにわかっている自己の限界を超えて、 積極的に外へ向かう。 じっとしていられないのである。 蒸し暑くだるいのである。暑過ぎるのである。 だから、この耐え難い「蒸し暑さ」から逃げるために、 外へ向かう。 その最も大きな事情が、逃避である。 だから、目標は何でもよいのである。 それがこの暖色なのである。 だから、まず外に向う。 目指すのは「暑さ」からの逃避であって、 何かハッキリした目的があってのことではない。 まさに、夏の色がこれなのだ。 まず、家の扉や窓を開け、服を脱ぎ、 涼を求めて泳ぐか、スポーツで汗を流して水を浴びる。 つまり、開放的・外向的なのである。 暑いからといって、内向きになって閉じこもっていると、 かえって体力を消耗し、うだって来る。 だから、外に向かい開放的になる。 だから、何に対しても積極的になる。 積極的であること自体が大事なのであって、 その理由は問わない。 春の、明るい未だ未分化の淡い目覚めの色から、 夏の、強烈な鮮やかさの頂点の色、。 秋には、 それが色褪せ活気を失い、しおれひなびて閉じて行く。 そして冬、 色がくすんで、全体的に薄暗く鮮やかさを失う。 暖色系 ![]() |