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index(索引)concept(概念)ルネサンスへ2013-0317



ブルーノ・タウト(1880-1938)の暗示。


80年ほど前、
ブルーノ・タウトは、奇妙なことを言っている(日本文化私観より)


「……ハイカラ、カフェー、レビュー、ビヤホール、ダンスホール、
華麗なネオンサインのあらゆる渦の中に、
不思議な世界が広がっている。
あの幻想的なチンドン屋やその滑稽な音楽は、
ヨーロッパ人にとって大きな魅力である。

しかしこれは本当に愉快だからやっていることなのか。
それとも日本人は、自分の不幸で他人を傷つけまいとして、
微笑することがあるが、あれと同じで、
そこには何か悲しみがあるのではなかろうか。

西洋のダンスを踊る娘たちは、
全く気の毒に見える。
彼女らはワルツを踊り、ステップを踏んではいるが、
五体の中には祖先の血と一緒になって、
全く異なったリズムが流れているのである。

外観は朗らかでいかなる場合も微笑していながら、
その裏には、哀愁と深い感傷を抱いている。
これが独自の文化を持ち、
それを独自に表現している日本の姿である。」


…それから8年後(1941.12.8)、
日本は太平洋戦争を引き起こしている。






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