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いったい、他人に対して、自分のどこが気になるのか。それは、他人に対して自分がもっとも気づかれやすい場所である。自分の心の中が最も見られてしまう、そういうところである。見やすく、感じやすく、気づかれやすい、そうした場所である。 そして同時に、それが自分にとっても最も感じやすく気づきやすいそうした場面にもなっている。そうして、他人を通して自分を感じ、自分を意識している。それは同時に、自分の神経と感覚が最も集中するところ、すなわち、顔面の表情である。 そしてこれがまた、自分にとっても、相手にとっても、もっとも気になる目に見える場所となっているのである。自分の表情というのが、相手を通して自分にも意識されているのである。そして同時に、そうして自分を確かめ、理解しようとしているのである。それ以外に、自分を知る方法がないのである。 |
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