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21-50「カタチになった精神」


カタチなき精神といったものはない。これは情緒や感情についても、そのまま当てはまる。そしてこの場合のカタチとは現実の「物」のことではない。それは観念的な意識が、自己の精神の領域と限界を自覚するに至る、ということなのである。

そしてこれが精神にとってのカタチなのである。目には見えないけれども、たしかに頭の中では存在する世界なのである。



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