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アドレナリンは交感神経が興奮状態になる時(臨戦体制や逃避状態などストレスがかかった時)、副腎髄質より分泌されるホルモン兼神経伝達物質で、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開き、血糖値を上げます。 また心筋収縮力の上昇、心・肝・骨格筋の血管拡張、気管支の拡張など状況に対応した変化が起こる。 脚などの経験的・本能的に予想される筋肉の部位に血液が集中され、これによって、より瞬時に素早く即応した行動がとれるよう、体勢が整えられる。このとき身体は瞬間的に固まり、静止した状態で、的確な判断と行動が出来るように、大脳へ神経と感覚が統合され集約される。 大脳ではホルモンが分泌され、これによって脅威に対する集中が高まり、もっとも的確な分析と判断が求められる。何を、いつ、どこで、どのように。あるいは逃げる、隠れる、反撃するといった具合にである。 |
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