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これは感覚の感じ方というもので、それらは本来バラバラな単体で作用しているもので、たとえば視覚や聴覚や触覚がそうなのである。そしてそれらは、いずれも個別の感覚で、直接の反射的な作用なのである。 従って、それら感覚の単体では何の意味も持ち得ないのである。それは自分の中の記憶や、あるいは他の感覚と結びつけて捉えない限り、何の意味も持ち得ないのである。刺激そのものは、それ自体では何の意味もなく、それが何かというのをを知ることも理解することも出来ないのである。 それらを互いに結びつけることによって、相互の関連性も分かってくるし、その刺激といったものの意味が分かってくるのである。そしてこれが自分の感覚の感じ方なのである。自分の原型であり、オリジナルであり、情緒そのものなのである。 |
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