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ダーウィン(1809ー1882)の「連合の原理」とは、要するに「偶然の錯覚」のことである。そうした情緒や気分のことを言っている。しかしまた、これが何なのか、自分でもよく分からない、そうした心の状態を指している。 自分の外からの刺激や出来事といったものが、その原因や理由が不明のままで、直接自分の中に入ってきている。それがいたたまれなく、やりきれなく、どうしようもなく、どうにもならない・・・。 それが自分にとって何なのか、その理由や意味といったものを、何よりも先に自分自身が知らなければならないのである。しかしまた、そうした心の状態といったものが、自分でも何のことなのか分からないし、また、知りようもないのである。だから差し当たって、すでにあるもの、自分の経験や記憶の中から探り当てようとしているのである。 |
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