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1、身体内部から笑う。


肉体内部の営みが身体の表面にでてくる。笑いが大きいときは、一瞬、大きく目を開いて、そしてすぐに目を細めて声をだして身体全体で大きく笑う。

目を開くのは、不意の脅威の原因をたしかめていて、だから瞬間的に大きく目を見開くのであるが、そうして顔表面と身体全体がゆるみ、そして外に向かって開いて広がって行く。腕も脚も、手も足も顔も、筋肉も神経もそうである。外に開かれる。

そしてそれは自分自身が、何らかの不意の脅威と危険から全面的に解放された瞬間なのである。そうしてそれを身体全体で表現すると同時に、それ以前に、身体内部がそうした身体のポーズを求めているのである。身体内部の生理と神経の作用が、身体全体をそのように揺り動かしているのである。

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