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表情の異同。


似たような表情であるにも関わらず、それがまったく別の感情を表していることが、よく見かけられる。そしてそれが自分の中で、何かの事情や目的とリンク(連動)されるのである。つまり、偏って見えてくるのである。

その方が自分にとって相性がよく、わかりやすく、納得もしやすいからである。そうして自分も「みんなと同じだ」と思えてくるし、安心もするのである。そしてまた、このような協調性と周りの者を大事にする精神が、集団にとっても、社会全体にとっても都合がよく、世の中が円満に営まれる条件になっているのである。

しかしまた、このような「和の精神」、言い換えると排他的で内閉的な、昔風に言うと、民族主義や国粋主義といったものは、他の集団や社会、異文化や異民族、異宗教と対立と軋轢をもたらす。

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