index< 日誌 aa暗示23-88レールの上2「自己目的化」p4

1、目的。


自然環境の変化、および生活条件の変化。あるいはまた、「種」そのものの生態系内での立場の変化といったものが、新たな生存のための条件とともに、自らの内に新たな馴れや習性といったものを作り出す。

しかし、この馴れや習性といったものが、いったん確立してしまうと、それだけで、それが自律し自己目的化する。馴れや習性が、それ自身の都合で営まれ始める。

そして、このような営み自体が、その実際の効果や機能とは離れた、それ自身の都合によって営まれるようになる。そして、そのために自己を維持し、継続し、保存して行く傾向を強めて行く。自律した営みが自己目的化するのである。

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2019-0104-0113