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それはこの場合、実際の出来事や事実などというものは、大した意味があるものではなく、それよりも、自分たちにとっての心情や願いといったものが、はるかに重要な関心事なのであって、そしてこれを後世に伝えようとしてきたのである。 だから、事実が捻じ曲げられたり、大げさな表現になったり、あり得ないことが起こったりもするのである。まるで夢の中の世界のように。自分の心情にとって必要なものだけが残って行って、それ以外のことは、すべてがこの心情に合わせてデッチ上げられて行くのである。 いまを生きている自分たちにとってはどうでもよい、関係のない事実や現実的なことは取り除かれて行って、物語りとしての自分たちに都合のよいストーリーだけが残っているのである。 |
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2019-0104-0113