index< 日誌 <ax背景 j生理的情緒< 23b-08馴れと習慣1「情緒」p4

1、自己の現実。


馴れや習慣といったものが、無数の世代の繰り返しによって、それだけで自律し独立することによって、無意識の情緒となり、そしてこれが自分にとって当たり前で当然の、日常の風景になっているのである。

それらが本来持っていた理由や意味から切り離され、こうした習慣が繰り返されるということ自体が、自分にとって何よりも大切な自己証明になっているのである。

なぜなら、それが自分自身であり、自分が自分であることの目に見える現実のすがたであり、そしてまた、自分を確かめ、証明することのできる現実だからである。

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2019-0104-0113