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このような、移ろい変化する世界でのみ、私たちは自分を意識することが出来る。変化とは時間であり、そして「何か」を指向するのが歴史であって、たとえその「何か」が意識も自覚もされていなくても、無意識の内にそれへと向かい、いざなわれて行く自律した必然性なのである。 このような自分自身の変化の仕方といったもの。移ろい変化しながらも、その本質において自己が同一であり続ける主体こそが自分自身であり、自己の自律性であり、そしてまた、現実世界での自己の存在の原理になっているのである。 すなわち、これが自己と現実世界とのかかわり方なのである。そして、これを私たちは現実と言っているのであって、そしてこれが自己の存在の原理であって、その必然性になっているのである。 |
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2019-0104-011