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時間というものに、何らかの意志が入ってくると歴史となる。時間の中に意志入ってきて、それが目的や理由となって、そしてそれを基準にして時間を計ったり見たりしているのである。 反対にいうと、このような意志がないとすれば時間は存在せず、歴史といった考えも成り立たないということである。実際、人類が自分自身を見つめ問い始めて、そうして始めて歴史が始まったのである。 何か心に残るものを後世に伝え始めたのである。このような意志、そうした目的や理由なしに歴史は始まらない。歴史として残ることもなく、その必要も動機もないのである。あるいはまた、数々の伝承や言い伝えも残ることがない。このような何らかの意志の存在があって始めて、歴史が始まっている。 |
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2019-0104-0113