| index＜ 日誌 ＜aa暗示＜ 23b-14暗示2「むかし話しの意味」p6 |
| たしかに、古い言い伝えや神話みたいなものがあって、それはそれで歴史を予感させるものでもあり、また、歴史の始まりとも言えるものでもある。つまり、何かを後世に伝え残そうとしている、という意味でそうなのである。そうした、何か自分でも言い知れぬ理由や目的を予感させる、という意味でそうなのである。 文字の発明によって、自分たちの意志を直接後世に伝えることが出来るようになり、そしてまた、そうした必要が人間にとっての歴史なのである。このような意識的で意図的な記録といったものが歴史なのである。従って、文字による記録のない歴史とは、歴史とは言いがたく、それは考古学で扱われる分野となるのである。 |
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2019-0104-0113