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2、他人の目。


それは瞬間的な意志表示のカタチなのである。自己了解とは自意識の自覚なのである。それはまた、自分自身のみならず周りの他人に対する意志の表明でもあり、他人に向けて、それを認めてもらおうとする場合も含まれている。

他人もそれを認めてこそ、自分の表情といったものが、自己了解と自分を意識する場面になり得るのである。それは息抜きをしているのであって、何かが終わって区切りがついたのだという、自分自身に対する納得と確認なのである。

そうした安堵と安心の自己認識の印(しるし)であり、カタチなのである。そして、それはまた同時に、自分と他人に向かってのコミュニケーションなのである。

それを本人が認めようと認めないとに関わらず、それが自分たちにとってのコミュニケーションとして作用しているのである。本人の意志とは関わりなく、まわりの世間がそのようなものとして見ているのである。

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2019-0113-0120