index< 日誌 <ai原理< 23b-19「歴史の必然性」p7

1、観念の世界。


馴れと習性、クセ、表情や仕草といったもの。それは無意識の内に繰り返される肉体の生理の働きといったもので、そしてこれがリズムとなってパターン化したのが習慣なのである。

目に見える現実の世界といったものが、物的な空間の世界であるとすると、無意識の習慣の世界といったものは、時間的な観念の世界であると言える。

物的空間というのが自分の外の世界、特に意識の外の世界であるのに対して、時間的な観念の世界というのは、自分の中の意識の世界である。たとえ自分では意識されることのない、無意識の世界であるとしても、やはりそうなのである。

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2019-0113-0120