index< 日誌 <av表情 < 23b-38「ポーズの規範」p2

2、容認。


あるいはまた、このような習性と仕草といったものが、当初は意図的で意識的な動作であったのかも知れないのであるが、しかし、それが常時反復継続されることによって、無意識の習慣となり、あるいは、意識されることのない日々の立ち居振る舞いの、そうした日常のごく普通のマナーや作法ともなっているのである。

そしてこれが、ポーズと表情の標準になっているのである。ということはまた、このような日常の標準に反するポーズや表情、そしてその考え方や生き方まで制約してきたし、そしてまた同時に、それに反するものを排除してきたのである。

そしてまた、これに従うべき標準と、排除すべき生き方の範囲を定めたのがオキテ(戒律)なのである。私たちは、このような現実の制約と範囲の中においてのみ、世の中から許容され、受け入れられ、またその存在というのが認められるのである

戻る。                履歴へ

index< 日誌 <av表情 < 23b-38「ポーズの規範」p2
2019-0214-0221