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無意識の世界。


自分でもどうにもならずに、自分の意志に反してさえも遂行される、表情や仕草や習慣といったもの。それは先天的で、このように生まれる前から自分にまとわりついてきたのかも知れない。

しかし、このような無意識の、自分でもどうにもならない自分自身の生理の作用や、肉体の動きといったものが、自分で自分を確かめられる現実のカタチになっている。自分というのが、目に見えるカタチで現実の世界に現れているのである。自分には、これ以外に自分を確かめる方法がないのである。

また、無意識である以上、自分の意識が届かない世界であること、作為がないこと、思い込みや、自分の利害と都合が直接入って来ないということも、それが真実で、本当の自分であるように思えてくるのである。

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2019-0126-0207