| index＜ 日誌 ＜s設定 ＜ 23b-45「肉体の反射作用」p7 |
| 交感、共感、共有、交流・・・。 このような無意識の、自分でも気づかないところで自分が営まれていて、交わり、どこかで自分の感じ方といったものが共有されている。 なぜ、こういうことが起こるのか？ 自分というのが意識以前のところで、感覚の反射作用に支配されているからである。私たちが何かを感じ、行動し、考える以前のところで、すでに自分自身の中にある神経や生理の作用によって、規定され、条件づけられているからである。 その行動や考え方といったものが、すでにあらかじめ制約され規制されているからである。自分が生きている現実という世界が、その範囲と限界をあらかじめ定めているからである。 暗に仄(ほの)めかされ、導かれ、まるでそれしか無いように方向づけられているのである。私たち自身の肉体と精神がもともとそのように出来ているのである。 |
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2019-0126-0207