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5、居場所。


従ってまた、人間は、そのようにしか相手が見えず、それが自分の現実であり、そしてそれがまた、自分自身の観念の世界を作り出しているのである。

これが自分にとっての現実なのであり、それだけであり、それ以外を知らず、知ってもならず、知ろうとしてもならず、知る必要もなく、そしてまたそれ以上に、それを知ろうとする者を排除しなければならないのである。

「自分たち」の現実を破戒する者は排除しなければならないのである。そうしてこそ、自分という現実が維持され、自分の居場所というのを守り通すことができるのである。

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2019-0207-0214