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2、血走る白目。


しかし、訳も分からず驚きためらい、あるいは恐れ慄き目を見開いているときでも、あるいは反対に、何かを深く考え込んで目を細めているときでも、眼球それ自体は神経が集中し、表面の毛細血管が緊張して血走っている。

多かれ少なかれ、瞳孔の周りの白目部分にごく細い毛細血管があちらこちらに拡がっていて、赤く血走っている。

感情の激変が、心拍と血流を不安定にして、これがまた呼吸と連動して、そうしてストレスといったものが顔面のもっとも弱くデリケートなところ、すなわち、眼球にそのまま現れている。血流と呼吸の異常がそのまま眼球の白目部分に現れている。

戻る。　　　　　　　　　　　　　　　　続く。

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2019-0207-0214