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笑うときの表情が、穏やかで優し気に見えるのは、それが緊張の解体の表情だからである。顔から緊張と集中が放散されて身体が飽和しているからである。緊張から解放されて、自分が納得し安心できる仕草と表情がパターン化されているのである。 そしてこのような表情といったものが、それだけで独立し、独自の表現手段としての意味をもつに至り、コミュニケーションの手段として型式化されたのである。表情自体が、その生理的な動機や原因から分離して、それ自体がコミュニケーションの手段としての意味を持つに至ったのである。 |
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2019-0207-0214