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2、交感。


社会的な交流と交感といったものが、外面的な体裁と、自分の中の自意識に反映される。しかし自分にしてみれば、そうする以外に自分を意識する方法がないのである。そのようにして、他人の目を通して自分を意識しているのである。

意識するというのは何かを感じているのであって、これが交感なのである。言葉も、また、行動による強制も不要である。何もなくても、その仕草や表情だけで、その表面的な体裁の微妙な変化だけで何かを感じている、感じることが出来るのである。

あるいは感じ合っている。何かしらの「感じ」といったものが行き交い、交感し、交流し、共感し合っている。言葉は不要である。それ以前の自分の中にある情緒の自律性の世界なのである。そしてまた、だからこそ、相手の心情や気持ちといったものが伝わってくるのである。

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2019-0214-0221