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とがりクチ、クチをとがらす、角口(つのぐち)・・・。 要するに、下唇(したくちびる)の中央部が、外に向かって突き出されることである。これは普通、一般的には否定、拒否、拒絶の意志表示、またはその表情として理解されている。 これは明らかに嘔吐や吐き出しの動作から来ている。つまり、自分の中にある何か厭わしいものを出す、臭くて汚いものを自分の外に吐き出す、ツバを吐くといった生理的な動作から来ているというのが、明白である。 従ってまた、だからこそ、否定や拒絶のの表情として成り立っているのである。それが、他人に対する意思表示として、自分にも相手にも、それとわかる意思表示の動作として成り立ち得たのである。 言い換えると、自分も相手も同一の生理のシステムを持っていて、それを基にして生理が成り立っていて、その上で意識や思考がカタチ作られいるからである。だからそれが、相手にも自分にも、それとわかるのである。 だからまた、たとえば数千数万年の間、ずっと交渉や接触の無かった民族や人種であっても、しばしば同じ拒絶の表情として表されることが多いのである。やはり、これは人間自身の、肉体内部の生理上のシステムの同一性から来ている。 |
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2019-0221-0307