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1、自意識。


そして、もちろんそうしたことは、悲しみ以外にも、喜びや憎しみ、恐れや慄(おのの)きといった場合にも、身体表面および身体内部からの異変にうよっても感じられてくるのである。

震え、わななき、めまい、冷汗、肌の紅潮・・・等々によっても感じられてくる。あるいは煩わしさ、もどかししさ、むずかゆさ、吐き気などそうである。そうやって、自分で自分を見ている、自分が自分を感じているのである。つまり、こうしたことが自分自身の自意識の根源となっているのである。

自分が自分であることの「しるし」になっているのである。無意識の象徴とサインになっているのである。自分で自分を見つめ、自分を感じる場面になっているのである。だからまた、これこそが自意識であると言わざるを得ないのである。

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2019-0317-0327