| index＜ 日誌 ＜ s設定 ＜ 23c-20遺伝と適応1 「特定と確定」p10 |
| 従ってそれは、「確定」ではないということである。なぜか？ あらかじめ何もかもが、何から何まで決定されて、この世に生まれてきたならば、この現実の世界では生きて行くことが出来ないからである。 現実世界の自然環境と生態系の条件といったものは、常に変化しているからである。まったく同じ条件、同じ環境の世界など、現実の世界に無いのである。つまり、自分で慣れて、習得して、適応して、生きて行くしかない世界だからである。 すなわち、条件として確定しているのは、すでにある自分自身の身体のカタチでり、これを持って生きて行くしかないのであるが、遺伝とは、この生きて行く方向を特定したものに過ぎない、ということである。 |
続く。 続く。
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2019-0327-0329