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4、傾向。


すなわち、表情やクセや仕草と言っても、それが何かしらの象徴ともなっていて、そしてそれが観念の世界の中で抽象化されて、何かしらの印象や傾向、そして行為へと結びついているのである。

そしてそれが出来るのは、やはりそれが意識された世界ではなくて、むしろその根源となっている印象や符号(サイン)が支配する、肉体内部の自律した交感作用の世界だからである。言い換えると、それは肉体の生理と情緒の世界なのである。

こうしたことが感情や意識、そして何らかの身体の動きを作動させていて、そして、これが表情や仕草となって肉体表面に現れているのである。

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2019-0402-0404