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では、なぜそれが分かりにくいのか? ひとことで言って、模様というのがもともと不規則バラバラで、何らかの規則ある形式として捉(とら)えることが難しいからである。雲模様や流体がそうである。それぞれの最小分子がバラバラで自分の都合だけで動いているのである。 これに対して幾何学的な図形の模様は非常にわかりやすく、捉えやすいのであるが、こうした図形模様は、ここでは便宜上無視することにする。幾何学模様というのは厳密には自然界に無いものであって、多かれ少なかれ人間の頭の中で抽象化された世界だからである。頭の中で、模様を図形に変換して見ているである。 |
戻る。 続く。
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2019-0402-0404