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1、表情筋。


人間の顔表面の筋肉を研究したダーウィン(1809-1882)によると、人間の表情筋は20~50本の筋肉に分類できるそうである。

なぜ、筋肉の数にこんなに開きと違いがあるのかというと、そもそも顔面筋(=表情筋)というのが、非常に分かりづらく密接に絡みあっていて、錯綜し、区別しがたいからだという。

つまり、言い換えると、このような分類そのものが、人為的で意図的な、便宜的な分類に他ならないということである。しかしまた、これを区分するということが、それを理解する上でどうしても必要だったということである。そして、このようにして世界を理解してきたのである。

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2019-0402-0404