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3、自然選択。


様々な条件といったもの。身体各部分、器官、組織の違いといった、そうした異なるもの同士が連動し、あるいは随伴し、また、直接あるいは間接に影響し合いながら連鎖しているのである。

そうして一時的に統べられ、順序づけられ、整理され、秩序づけられて、結果的に一つの表情や仕草といったものを作り出しているのである。そしてこれが日常化することによって始めは生理の作用として、そして身体そのものの機能にも影響し、結果的に数万数百万年をかけて、身体構造とその形状を変えて行ったのである。

もちろん、本人の意志がそれをもたらしたというのではなく、同じことの繰り返しに伴う取捨選択と、現実の客観的な自然選択が結果的にそれだけを残したということである。そして現在、現実にそれがあるということ自体が、これを証明しているのである。

戻る。             続く。

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2019-0402-0404