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1、信号化。


それだけで自律した世界というのは、それだけで閉じて完結した世界と言える。自己の中に固有の自律した必然性があるということである。これは人間の営みも同じであって、外から刺激を受け、それを感じ取り、意識し、考え、そして行動する。この繰り返しである。

しかし、これがシステムである以上、それに固有な独自の営みというのがあって、それが外からの刺激に影響されるのである。このようなシステムに外から刺激があると、たとえそれがどの部分に対するものであっても、その他の周りに影響する。

この場合、刺激の理由と原因は無視される。原因が無視されるから、それが信号化されて、他の関係のないものにまで影響してゆくのである。

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2019-0411-0417