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情緒と感情の許容範囲、その受容力には限界がある。従って、この限界点で爆発するのを避けるには、その前に、そのエネルギーを発散させておくか、消滅さておかねばならない。そして、これが顔の表情や、動作の仕草に現れてくるのである。 しかし、こうしたことは肉体内部の生理と神経、そして思考についても同じことが言えるのである。そしてこれが情緒の限界なのである。身体と精神にはバランスが必要なのであり、これを越えてはならず、このバランスの上に主体としての自分が成り立っているのである。 情緒は、それ自体で何らかの表出の場所が必要なのであって、これが思考であり、感情であり、そして何らかの行動なのである。 |