index< 日誌 < j生理的情緒 < 23c-79「言葉の起源」p3 |
しかし、これは必然であって、これが人間にとっての声が持つ方向性でなのである。人間自身が、もともとそうした傾向を持っていたということである。それ以外に、生存のための変異の方向が無かったということである。条件づけられた存在というのは、このことなのである。 このような環境と条件の下でのみ、人間の身体というのが存在し得たのである。あるいは、生きて行くためのカタチというのが、この時点ですでに定められていたのである。 一般用語で言う「遺伝」というのは、このような生まれてから後の適応によって得られた、本能や習性といったものも含まれているのである。そしてその方向性がすでに定められていたということである。 |