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2、感じ方。


それは特に顔の正面において著しい。顔表面に拡がる筋肉の緊張や、そのシワの強さと方向、そしてその動きもそうである。画面の色(蒼白、赤面、紅潮など)、また表面でふくれて浮かび上がる血管の色とカタチもそうだし、血走る白目の色もそうである。

このような肉体表面の何もかもが互いに影響し合っていて、それらが顔の表面や、そしてポーズ、表情や仕草となって現れているのである。

音は、目をつぶっていても聞こえるし、それに全方向からも聞こえてくる。また、耳と相手との間に何かさえぎるものがあっても聞こえる。たとえば、何も見えない夜でも、ジャングルの中の枝葉しか見えない世界でも、相手の気配いを感じ、知ることが出来る。そうした意味では、触覚や嗅覚もまた、それぞれ別の感じ方であって、他の感覚に無い世界を持っている。

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