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24a-01「四季の色」p10
10、永遠。
そしてまた、それを越えて現実の目的や対象を持った、意図的で意識的なものになるということがないのである。あくまでも、どこまでもいっても、それは限りなく果てしのない衝動であり続けるのである。そしてまた、そこから出るということがないのである。
春に見上げて見る地平線の、何か言い知れぬ永遠で透明な果てしのない感じといったものは、意識的なものではなく、本能的な、生まれながらの感覚の感じ方といったものなのである。
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「四季の色」p10
2019-0430-0505-B